≪淇園コラム vol.2≫

  • 2013.12.16 Monday
  • 16:11

≪淇園コラム vol.2≫

「智は独りを以てすれば即ち昏く、衆故を以てすれば即ち明なり。是を以て、古の聖人は其の衆と故とを総合して、之れを一にして以て『易』の知る所と為す。」(皆川淇園『名疇』巻二「智」)

淇園の聖人観を示す一文です。智は独りで生み出されるものではなく、民衆と先人の教えを一つにして生み出されるものである、ということでしょうか。天啓を受けた聖人が道を示すという聖人像ではなく、「万物の情を類」(同上、「序」)して智を生み出すのが聖人であるという淇園の思想を表しています。

(M.K)

≪淇園コラム≫では、皆川淇園にまつわるあれこれを不定期にお届けします。

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