【弘道館サポート隊レポート】嵐山能奉納〜謡で舟遊び〜

  • 2015.06.12 Friday
  • 22:01
 
今回は、ちゃかぽん(詳しくは前回の説明をご覧ください)の「ぽん(お能の鼓の音)」
…弘道館謡曲部についてレポートします。

弘道館謡曲部は毎月1回、能楽師の先生に来て頂き、

私の様な初心者でも「謡」を楽しむことのできる素敵な会です。

(前回の椿さんのレポートをご覧くださいね)


さて、弘道館から場所を移して、新緑が目にまぶしい嵐山。

1
(屋形船にて奉納中の様子を、館長の濱崎さんが岸から撮影して下さいました。)

ここのところ取り組んできた、嵐山を舞台にした「能 嵐山」を

子守の神・勝手の神・蔵王権現にいよいよご奉納です。

桜が満開の嵐山を舞台にしたお能ですが、青嵐もまた良し。

今回は趣向を変えて、屋形船からの奉納です。

そして、何より嬉しいことに、いつもお世話になっている

林宗一郎先生と樹下千慧先生にもご一緒して頂けました。


2

渡月橋近くの舟乗り場から出発。

3

大堰川堰を貸切状態。なんて贅沢なんでしょう。

ほとんどお公家さんの舟遊び気分です。

4

ベテランの船頭さん、色々説明をしてくれて、難所もスイスイ。

そして、棹捌きが謡の調子に合っていた、と思うのは私だけ?


舟を大堰川の上流にすすめ、小倉山を望むところで、1回目のご奉納。

野外で謡うのはなんて気持ちが良いんだろう!

そして、その能の舞台である場所で謡を謡う。

舞台でお能を拝見する楽しみとは、また違った良さがあります。


5

2回目のご奉納、1回目よりもさらに皆の声が伸びやかに水面に響きます。

おもわずアオサギも聞き惚れるほど!?


6

花の後はお楽しみの団子…「老松」さんのご厚意で、嵐山店の2階をお借りして、お弁当タイム。

お弁当といっても、ただのお弁当じゃありません。さすが弘道館謡曲部!

先生方が舞台本番の前に召し上がる仕出し屋さんからのお取り寄せでした。

これまでの奉納の映像を拝見しながら、お食事後には、老松さんのお干菓子とお薄まで美味しく頂き、

本当に至福の1日でした。


林先生、樹下先生、そして事前から当日の準備までして下さったスタッフの方々、

本当にありがとうございました。


                         弘道館サポート隊 青苔 

 

【弘道館サポート隊レポート】『江戸時代の教養を考える』(ちゃかぽん)講座

  • 2015.05.28 Thursday
  • 17:43
 
江戸時代の学問所の門下生になったつもりで参加しました。

すぐに実践に役立つ技術的な学びも大切だけれども、
流れの速い現代社会に身を置く中で何か芯になるものを得ることの大切さを痛感します。
必要なのは史実の知識も含めた教養ではないかと思う昨今です。

まずは茶書を参加者で少しずつ読み進めて、太田先生が解説されます。
一方通行では無く、参加者も自由に発言することにより、
数行ずつの文章が広がっていきます。
どの言葉も留めておきたくて、必死にメモを取ります。

識ることって、本当に楽しい。

茶事に於ける水の大切さ。
千利休の関わった茶人の面々について。
立花実山、村田珠光、津田宗及、一休宗純、武野紹鴎、能阿弥…

千利休の名付けの理由、
各地のお茶室の特徴等々。
時間に限りが無ければ止めどなく湧き出てくる知識の波に飲み込まれてしまいそう。

続けて能楽師 林宗一郎先生に因る謠の講座。

謡曲『嵐山』を習いました。

初めての謠。
お能は演るともっと面白い、と娘の大学教授のお言葉を聞き、以前から興味がありました。


本物の謠を目の前で聞ける贅沢なお稽古です。
背中から声を出す…学生時代の声楽の先生と同じことを林先生がおっしゃいました。

はじめはうまくついていけないけれど、徐々に声が背中に響き出し…

終わった後は、身体全体に心地よい疲れを感じます。

弘道館の暖簾をくぐって通りに出るときに
学んだことを身体に染み込ませて
現実社会に戻る、この背筋の伸びる感覚。
この感覚が心地良くて、私は通い続けているのかも知れません。

                        弘道館サポート隊 椿

【弘道館サポート隊 レポート】春の茶事

  • 2015.04.26 Sunday
  • 11:07
この度、弘道館の行事や運営を色々な面からサポートしていただく弘道館サポート隊が結成されました!
早速、弘道館の行事サポートで活動いただいた隊員の椿さんからの「春の茶事」レポートです。

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勉強会のときも当日も。

まず掃除から始まります。
拭き掃除をし乍らいつも感じるのは、この空間をたくさんの人が大切にされてきた過去から幾重にも重なったその想い。
そして、その場に居ることが出来る奇跡に感謝するのです。

汚れを拭き取るというよりも、浄めることで自身の心が洗われるようです。

当日は雨。お庭の苔が鮮やかで、建物内の薄暗さとの対比が非常に美しく…。
滅多に登場しない路地笠をお客様にお使いいただきました。

茶事の流れは連携であると予め学びました。
流れを大切に、亭主・運び・水屋の連携を取ることが大切で、日々の茶道のお稽古は、茶事のための割り稽古であると。

懐石を担当されている料理人の方の繊細なお味の決め方と流れの指示は和やかながらも無駄が無く。
まるで茶道のお点前のようでした。

学ぶことが多すぎて、今後の課題も大きすぎて、でもそれがとてもとても楽しみでもあるのです。

次の日の仕事に向かう姿勢に少しの変化を自覚しました。今、目的に向かって何をすべきかを流れを見ながら考えて行動せねば。
五感を働かせて頭だけでなく感じて行く事の大切さも学びました。

                       弘道館サポート隊 椿



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